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毎週月曜日の朝は先生たちも土日のゼミ明けなので出勤は13時以降。事務所に私と後輩ふたりしかいないので、まあ喋くりタイムになる、定時内にきっちり仕事が終わらせられる程度にですけど。同じ職場に数年勤めていれば、その辺の塩梅もお互い心得たものなのダッ。
その時間はそれはいろんなことを話す。先生に対するグチ、お互いのヲタクごとについて(彼女はジャニーズ、私は主にSMエンタのKぽについて)、次はどこに呑みにいこうねってぐるなびを検索したり()恋愛や家族のことについて聞いてもらったり聞いたり。
私たちふたりで事業部内の経理をまわしていたっていう、そういう仕事的な連帯感もつよかったし、彼女の方も私の一つ下で勤続年数も3年目なんだけど、常にタメ口で話してたしそれが気持ちよかった。今まで働いてきて2番目に息の合う、パートナーみたいに感じていた。
目配りが事務所全体に行き届いていて、自分の経理仕事だけではなくて、例えば公開授業の時に受付で渡す資料の準備が間に合うかや、人員配置、先生がビジョンなしに企画するイベントに「教室の空きがありません、どこでやるつもりなんですか」と現実的な指摘を入れられる子。
手前味噌で恐縮ですが、私はうちの事務所の子がそれぞれ受け持っている作業、例えば成績の得点入力、教材準備、経理の処理、そういう作業に関しては、その 辞める後輩を含めた事業部の誰より多く請け負っているし、子どもじみた思いだけど、例えばヨーイドンで始めたら誰よりも早くこなせるっていう自負がある。
それでもそんなのは長く勤めれば当然の話だし、私は私より経験の浅い後輩の子の、業務に追われて私にはとても気づかえない部分をカバーしてくれる彼女の仕事にとても気持ちを救われていた。丁寧に仕事をしてくれていたし、その丁寧さがいつも私を助けてくれていた。
別の後輩が「(私が)何の仕事をしてるのか わかりませんね」って、休憩室でこぼした時にも、その子は「知りたいみたいだからぜぇ~んぶ!話したよ、そしたら『あ そうですか』だって。(私はその場にいなかったので後聞きの話) 黙るなら聞くなだよねー助ける気もないくせに!」って。もう書いてると思い出して泣けてくるんだけど、本当に嬉しかった。
今年一緒に頑張ってきた。来年も、一緒に頑張れると思っていたから、おととい「わたし、やめる」って言われた時は本当にしょっくで、待ってって思った。だって年が明けたらもういないなんて。年が明けたらすぐ年度継続じゃない。
3月末の継続を乗り切るまで居てほしかった、というのが 本当に本当に、正直な気持ち。あの大変さをわかっているのは彼女しかいないから。
つかれちゃったのかな。
「ほめられないし注意もされないし、何がやるべきことなのか手探りで行くしかないのは不安だし、自分の振舞いが正しかったのか、自信がもてない。所詮事務だって、期待されてない気さえする」っていつも言っていたし。その子がそう話した時に、何も言葉を返せなかったしな。
後は、正社員じゃないのが大きい。母と妹ふたりの4人で暮らしていた彼女は、姉妹の中で自分だけが正社員じゃないことを、すごく肩身がせまいと感じていたから。
そう考えると、私には彼女の選択を引きとめられないし彼女の理由はそのまま私にだってあてはまるのだ。
今、なんちゅうか、年明け5月を目処に、今の家から引っ越すことが決まったから家探ししなきゃだし、師走冬期講習忙しいし明けたらすぐに継続+受験-合格発表だし春期講習あるしでも年明けて1月にはもう後輩は居ないし。
業務負担がどれだけになるのか考えるだけで憂鬱だし、とにかく不安でさびしい。それでも今夜のMAMAは楽しみに見るけどねーー
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